モンテネグロが、欧州特許機構(European Patent Organisation, EPO)の39番目の加盟国となります。
7月15日、モンテネグロは欧州特許条約(EPC)への加盟のために、欧州特許条約の加入書を寄託しました。その結果、モンテネグロの加盟は、EPC第169条(2)に従い、2022年10月1日に発効する予定です。
モンテネグロは、2010年にすでに拡張国の地位およびEPOの管理理事会のオブザーバーの地位を獲得していました。従来は、権利化のために、モンテネグロ(ME)について拡張国として指定する必要がありましたが、EPC加盟国は自動的に全指定されますので、2022年10月1日以降の出願日を有する欧州特許出願においては、モンテネグロも指定されたものとみなされます。
(参考)
欧州特許庁HP:Montenegro on its way to become 39th EPC Contracting State on 1 October 2022
(新免 勝利)