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【ロシア】ロシア特許法

IPニュース 2006.11.25
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概要

ロシアの特許制度の現状と留意点を、ロシア連邦特許制度(2003年改正)とユーラシア特許制度(1995年発効)の異なる出願ルートを比較しつつ説明する。

内容

まず、同国を巡る知財関係の最近の話題としては、
1.WTO加盟の課題(BRICsではロシアのみ未加盟)
2.模倣品問題(中国とロシアがワースト2とされる)
3.知的財産法に関する立法動向
が挙げられる。

近年、国内では局地的(モスクワ)に富裕層が生まれ、贅沢品(高級外車)を中心に需要が急増し、かつ、規制緩和政策(WTO加盟目的など)が行われるなか、諸外国に遅れをとった日本企業も、漸く現地に生産拠点を樹立する戦略を実行し、それに伴って特許出願件数も増加しつつある。

特許出願プラクティスは、旧体制の崩壊と共に、従前の発明者証制度から世界標準レベルの制度へと一変した。

独特の制度(優先日基準のグレースピリオド、ユーラシア出願からロシア出願への変更、職務発明制度)も有しているため、時間の限り、これらにも触れたい。

参考文献
1.AIPPIマニュアル(日本語版) ロシア連邦、ユーラシア特許制度
2.2006年不公正貿易報告書第11章ロシア
3.発明協会「産業財産権ミニガイド」(2003年9月1日作成)
4.ジェトロ「模倣対策マニュアル(ロシア編)」(2005年3月作成)
協力:Gorodissky & Partners

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森住 憲一

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