News Menu

News & Topics

【米国】特許事由適格性に関するガイダンスの公表

IPニュース 2015.01.09
  • Twitter
  • facebook

米国特許商標庁(USPTO)は、2014年12月16日に、特許事由適格性に関する内部ガイダンス(2014 Interim Guidance on Patent Subject Matter Eligibility)を発表した。このガイダンスは、2014年12月16日から有効であり、2014年12月16日以降の特許出願のみならず、既に出願されている特許出願にも適用される。

合わせて、USPTOは、自然ベースのプロダクト(Nature-Based Product)(Product: 機械、生産物、組成物)に関するクレームに関して、特許事由適格性を有するもの、有しないものの例を示すNature-Based Product Examplesを公表している。Abstract Idea Examplesについても近日公表予定である。

本ガイダンスに記載されている、プロダクトおよびプロセスに関する適格性テストのフローチャートは以下のとおりである。
本フローチャートにおいては、これまでのガイドラインと異なり、判例上の例外を有する全てのクレーム(プロダクトおよびプロセス)が同じステップに付される。また、自然ベースのプロダクト(Nature-Based Product)を含むクレームは、ステップ2Aにおいて、例外に該当するかどうかを特定する。この分析は、クレームにおける自然ベースのプロダクト(Nature-Based Product)を、天然の対応物(naturally occurring counterpart)と比較して、構造、機能および/または特性に基づいて顕著に異なる特徴(markedly different characteristics)を特定する。クレームが例外に該当する場合(顕著に異なる特徴が示されない場合)にのみ、分析はステップ2Bに進む。

USPTOが発表したガイダンス等
2014 Interium Eligibility Guidance
Nature-Based Product Examples

USPTOのHPにおけるガイダンス発表のページ
http://www.uspto.gov/patents/law/exam/interim_guidance_subject_matter_eligibility.jsp

Categories

Years

Tags