2014年の特許出願(発明専利)の総件数は92.8万件で、特許付与の総件数は23.3万件であった。
中国特許庁は、2014年の特許出願件数等を同庁のホームページで公表した(2015年1月16日付)。
同公表によると、2014年の特許出願(発明専利)の総件数は92.8万件で、前年比で12.5%増加した。また、総受理件数のうち、国内出願人による出願が80.1万件(86.3%)で、外国出願人による出願が12.7万件(13.7%)であった。さらに、特許付与の総件数は23.3万件で、前年比で12.3%増加した。総付与件数のうち、国内出願人に対する付与が23.3万件(70.0%)で、外国出願人に対する付与が7.0万件(30.0%)であった。
同公表では、出願件数増加が落ち着きつつあることと、特許付与件数は増加傾向にあることが指摘されている。また、2014年の出願件数等について、以下が指摘されている。
・特許(発明専利)、実用新案(実用新型専利)、及び意匠(外観専利)の総出願件数のうち特許出願の占める割合は39.3%に達し、実用新案の同割合(36.8%)を上回った。
・総特許出願件数中で国内出願人の出願が占める割合は、前年比で0.8ポイント増加した。特許付与総数中で国内出願人の特許出願に対する付与件数が占める割合も、前年比で0.8ポイント増加した。
・国内企業の特許出願件数は48.5万件で、国内出願人による特許出願総件数のうち60.5%を占め、前年と同様であった。国内企業に対する特許付与件数は9.2万件で、国内出願人に対する特許付与総件数のうち56.4%を占め、前年比で1.5ポイント増加した。
以上