パートナー

森住 憲一Ken-Ichi MORIZUMI

パートナー

分野:特許
技術:化学・材料
所属:大阪オフィス

私は大学で高分子化学を専攻し、有機・無機化学・高分子化学等に関する幅広い基礎知識を習得し、大学院(博士前期課程)では米国コーネル大学と協働してペプチドに関する研究を行いました。その後、繊維・化学メーカーで合成樹脂に関する技術開発や新規重合プラントの国内外立上げプロジェクトに携わってまいりました。弁理士としては、同メーカーの知的財産部で特許の出願、権利化、活用、ライセンス業務に10年間従事し、その後、当事務所において10年以上の間、国内外のクライアントに対するサービスを行っております。企業において培った経験(特に工場でのプロセス開発や知財部での特許教育、発明発掘ならびに戦略業務)と特許事務所において醸成した代理人としての経験(国内外の特許出願権利化及び鑑定等の業務、特許権侵害訴訟)を生かし、クライアントに信頼いただける品質のサービスを提供できるように努めてまいります。

主な取扱分野

有機化学、無機化学、高分子化学、化学プロセス、繊維、複合材料、塗料、化粧品

会員・資格・役職等

1993年 弁理士登録
2005年 特定侵害訴訟代理業務付記
国際知的財産保護協会(AIPPI)
アジア弁理士協会(APAA)

学歴・職歴

京都大学大学院工学研究科高分子化学専攻修士課程修了
慶応義塾大学法学部法律学科卒業
東レ株式会社(技術開発の後1992年より知的財産権関連業務に従事)
青山特許事務所 (2003-)

主な公職

日本知的財産協会 元特許委員会小委員長、元ライセンス委員会委員
日本弁理士会 国際活動センター 元欧州部副部会長
アジア弁理士協会 元特許委員会委員
日本弁理士会 知財経営コンサル支援員(知財経営コンサルタント)
日本弁理士会 知財経営センター 運営委員(2017~)

海外研修

USPTO Patent Academy (1996)
George Washington University, Auditor (1996)
米国法律事務所にて研修(1996-1997)

著作・論文等

日本知的財産協会資料第276号「アジア諸国のADR」ライセンス委員会、2000年4月、共著。
日本知的財産協会、知財管理51巻10号論説「欧州での特許制度統一へ向けての動きとその考察」特許第1委員会、2001年10月、共著。
日本知的財産協会、知財管理52巻6号論説「注目判決から抽出される最近の知的財産権問題の検討(その1)-補正・分割,数値限定クレーム,技術的範囲の限定解釈に着目して-」特許第1委員会、2002年6月、共著。
日本知的財産協会、知財管理52巻6号論説「注目判決から抽出される最近の知的財産権問題の検討(その2)(完)-補正・分割,数値限定クレーム,技術的範囲の限定解釈に着目して-」特許第1委員会、2002年7月、共著。

講演・セミナー

関西特許情報センター振興会「BRICsの最新知的財産の状況~特許を中心として~」ロシア担当講師 (2006)
京都大学 知的財産論I講座「諸外国の知財制度」講師(2009-2011)
日本知的財産協会2008年関西化学部会「EPC2000とロンドンアグリーメント~概要および実務への影響~」講師(2008)
日本知的財産協会研修「ヨーロッパ諸国特許制度」(2007-2014)
日本弁理士会研修所 実務修習「審査対応・演習(化学)」講師(2008-)
その他、企業における知財講師経験あり